広州の隔離ホテルに関して、
空港に到着してから、住んでいる地区に関係なく、
大体で飛行機から降りた順、人が並んだ順、
バスが来た順でホテルが決まっていくようなので、
噂通り本当にどこに当たるかわかりませんでした。
いくら前情報でホテルを調べて、
「こんなホテルがいい」と思ってもあまり意味がありませんが
広州の隔離ホテルがどんな状況だったのかを知っておくことは
色々準備をするうえでは役に立つと思ったので覚書しておきます。
こちらの情報は10月末から16日間広州でのホテル隔離の経験のものになります。
個人の経験のお話で、ホテルごとに全然違う内容ですので、
参考程度にしていただければと思います。
覚書しておこうと思ったら、結構長い記事になりました。。。
【私の隔離ホテルご飯】については別記事にまとめます。
お暇な方はお付き合いください。。。
・私の隔離ホテルクラスは?
・ホテル隔離宿泊費、支払、返金方法
・隔離ホテルルール
・唯一つらかったこと
・室内の様子
・アメニティ
・ホテルのサービス的なものについて
・ホテルの一日、その他
・私のホテルの一日の過ごし方
・ホテル生活無駄に我慢しない
・初めて中国入国の場合
・まとめ
私は、10月末広州白雲空港に到着。
深夜の空港から1時間くらいバスで移動した番禺地区のホテルで16日間隔離されました。
【私の隔離ホテルクラスは?】
●たぶん三ツ星チェーン店ホテル ブッキングドットコム3.5、大众点评4.1
●通常宿泊費1泊228~800元程度
※私的感覚レベル:出張では可、中国隔離生活なら大満足レベル
※モーメンツに出ていた評価はよくないようですが、人の感想はほんとマチマチ、自分の気の持ちようで大満足にもなれるんだなと思いました。
【隔離ホテル宿泊費、支払、返金方法】
●私のホテルは16日間分(6128元)の宿泊費をWeChatでチェックイン時に前払い
●1日383元 3食付き (1日68元の食費込み) 部屋に500ML24本のミネラルウォーター付き
●食事、1日単位でキャンセル可能
●食事のキャンセルした分はチェックアウト後、WeChatで返金
●領収書、解放前日に夫の会社の領収書用の番号のカードの画像をホテルのWeChatに送り、翌日早めに『準備ができたので出てきていいよ』とスムーズに領収書を出してもらって解放されました。
【この隔離ホテルルール】
●ホテルとは1対1でWeChatで対話、グループチャットなし。グループ苦手、よかった~!
●日本語を話せるスタッフなし
●ワイマイ出前可能、宅配便可能 アイスクリームや生もの不可。※健康管理上、推奨はしていない
●掃除なし、スタッフが部屋に人が入ることはなし
●部屋の外に出られない
●アルコール、喫煙不可
●満14日時点でPCR検査 翌日~翌々日解放(なので16日間) ※番禺地区のルールのようです。
入浴剤を持ってきたのでとても癒されました♡
気になるところは暇なので掃除して最初よりきれいにしたりして♪
天井から床まである大きな窓の外は非常階段。
スタッフの安全な通り道のようです。目が合う時があるので手を振ってみました(^^♪
ミラー窓ではないみたいです(#^^#)
日光浴、金継ぎなどの明り取りのためカーテンは日中開けていたので、
見られてもよい生活をしていました。
この部屋はホテルの裏側の方に位置しているらしく、表の工事の音がそれほど気にならず、
助かりました。気の持ちようです♪
【アメニティ、設備】
袋の中にアメニティがまとめて入れられていました。
●タオル バスタオル、フェイスタオル2セット 保温機の中にセットされていました。
持ってきたセームタオル使用し、最終2日間はバスタオル使用
●シャンプーなどセットあり 不使用 持ってきたものを使用
●歯ブラシ4本 掃除に使用 歯磨きは持ってきたものを使用
●櫛 不使用
●ハンドペーパータオル3個 足りなくなり、リクエストしたら追加で6個くれた ☆便利でした!
●紙コップ7個 コーヒーなどは持ってきたお椀を使用
●トイレットペーパー3個 ☆日本のトイレットペーパー1つ、流せるおしりふきも使用
●木製ハンガー4本 ☆持って行ったワイヤーハンガーも使用
●電子ケトルあり レトルトが温められる持ち込みのものを使用
●タオル保温機あり 洗濯物を乾かしたり、ご飯の保温にも使ってました
●ドライヤーあり
●シャワーの温度、強さ大丈夫
●テレビ、Wi-Fiあり 日本語放送なし リモコン不能、Wi‐Fi弱い時間帯あり(※中国では普通のことです)
●空調使用可能
●冷蔵庫なし
●水550Ml24本 追加2回リクエスト 24本50元
【ホテルのサービス的なものについて】
●シーツ、枕カバーの交換 特にお知らせがなかったので7日目にリクエストして1セット新しいものをもらい自分でベッドメイクしました。 持って行ったトラベルシーツ(ポリエステル素材)も使用。
●通常のホテルサービスは求められませんが、宿泊費が半額以下なのに防護服を着て24時間体制のホテルの方々は通常以上に大変です。
●基本的にホテルとしての機能はあるのでリクエストしてみると答えてくれる印象。
●ホテルのスタッフ、医療スタッフは若くてとてもフレンドリー。日本人とわかると日本語であいさつをしてくれました。
●ホテルでのPCR検査は喉のみ。とてもソフトで「あ~」と声を出すと全然痛くなかったです。
●ワイマイ(出前)は1時間ごとに部屋の前まで持ってきてくれる「ワイマイ!」とノックでお知らせ。
●ホテルへのリクエスト(食事キャンセル、水、シーツなど)はWeChatで何となく10時ごろから依頼、早めに対応してくれる。
●基本24時間体制でワイマイ(出前)なども対応してくれている。ホテル到着も23時過ぎでも対応。
↓☆ホテルとのWeChatでの会話、なるべく翻訳機で中国語にしています。テキトー中国語。
【ホテルの一日】
●8:30 朝ごはん ドアをノックされて届けてくれたことをお知らせしてくれます(朝昼晩)
●10:30~11:30 検温 隔離者が多いので時間がかかる 部屋まで防護服の人たちが来てくれる
●12:00 お昼ごはん
●16:30~17:30 検温
●17:30~ 晩ごはん
●午前午後、夜、と一日3~4回くらい廊下を消毒していて、部屋まで消毒のにおいが入ってくる。
●PCR検査は14日目の飛行機到着時間から開始~1時間半くらい時間をかけて部屋をを回って検査。
↓朝ごはん ドア前の椅子に置かれています。
【私のホテルの一日の過ごし方】
●6~7時起床 ホテルの前で工事中。 道路工事の音で起きる時も。。。
●7~8時 お湯を沸かして白湯を飲んで、YouTubeで朝ヨガ15分~30分
●8時半~9時 朝ごはん ニュースチェック
●9時~10時 床、ベッドコロコロ掃除(毎日)、枕、シーツ、布団干し(少しの日差しにあてる)
お風呂掃除(2日に一回)、洗濯(3日に一回)
●11時~ 金継ぎORお茶タイム
●12時~13時 お昼ごはん ニュースチェック
●13時~16時 金継ぎ(ほぼ毎日数時間) 昼寝 お茶タイム
●16時~18時 ブログ、SNS、ワイマイ用に大众点评検索、中国語学習
●18時~19時 夜ごはん ニュースチェック
●20時~ アマゾンプライムビデオ(一日おき)
●21時~ 加圧トレーニング20分(一日おき)
●22時~ 入浴
●23時~ SNS
●23~24時 就寝 道路工事は遅くまでやっているときもあってすごいな~と思いました。
☆基本的に日常が送れると苦ではなくなります。日常を持っていくような準備をしました。
☆1日中YouTubeで李姉妹の動画をノンストップで流してみたりも楽しかったです。
☆金継ぎがあって、1日数時間やりたいことができて充実しました。
☆何かすることを1日数時間分、準備するとよいと思います(^^♪
↓部屋が暗いということを想定して金継ぎ用にヘッドライトを持参
【ホテル生活無駄に我慢しない】
中国語がわからないからと言って、我慢しすぎるとストレスになるので注意が必要です。
言葉がわからないので不安な部分が大きいかもしれませんが、気になることは聞いてみるとすっきりします。
ホテルには通訳がいるとは限らないので、
WeChatは使えるようになっておき、ホテルとやり取りができるようになっておくと安心です。
チェーン店だからかもしれませんが、ホテルとしての機能は良さそうでした。
スタッフもフレンドリーで優しいし、WeChatでの返答もスムーズなので、迷惑でない程度(お客ではないし、格安で面倒を見てもらっているので)で、元気に気持ちよく生活できるように少しのリクエストをしてみました。
●食事に飽きたら、ワイマイや持ってきたものを食べたり
●シーツ、ペーパータオルなどをWeChatでリクエストしてみたり
⇒7日目に新しいシーツや枕カバーをリクエストしたらすんなりOKで、もらって自分で交換して気持ちもすっきり♪新たな1週間をスタートしました。
●WeChatでお水も頼めた(有料)のでどんどん飲んだり
●検温の時間がわからないときは一度聞いてみたり ※生活リズムがわかりやすいように。
●PCR検査の日や時間を質問してみたり
●隔離から解放される時間、迎えを呼んでいい時間を質問してみたりしました。
不安を抱えたままにしないほうがいいですね!
【初めて中国入国の場合】
初心を忘れ気味ですが、思いつく範囲で。。。
●WeChat準備、慣れておく。翻訳を使って中国語で送る練習とか、できれば支払い機能を何とか準備。
●VPN準備 スマホ パソコン
●中国での連絡がつく携帯電話番号準備
●中国語翻訳、中国アプリに慣れておく 地図、ワイマイ、大众点评等々
●食事の準備、心構え 私の準備はこちら
●中国にいる知人、会社の人に助けてもらう段取り ※ワイマイなど頼んでもらったり。
●体調管理、長期海外出張の時の準備みたいなもの。水が変わるので体調に変化が起きやすい。
※中国が初めてで隔離生活となると、食事やサービスを求めてしまう気持ちなどにギャップがあり、大変なこともあるかと思いますが、「これが中国かぁ~」と、慣れる時間になるかもしれないです。
*16日間滞在した部屋、帰るときは寂しい。少しの陽が入りはじめるこの時間がお気に入りでした。
【まとめ】
●ホテルによりルールも環境も全然違いますので、ホテルに入ったら当たりはずれなどを気にせず、与えられた環境で、いかに14日間を元気に過ごせるかが大切だと思いました。
●表通りでは工事をしていました。隔離ホテルになるホテルはもしかしたらそういう不便な状況のホテルが多いのかもしれないです。覚悟。
●2日も過ぎれば部屋に慣れてきて、より快適になってきました。
●コロナの大変な時に、入国させてもらい、本当にたくさんの方に面倒を見てもらいました。
防護服のホテルの方も、一緒に隔離されている方もとても親切でした。それを思うと自分も元気に隔離を乗り越えられます。
●隔離生活だからあるといいものベスト10 ☆パソコン、タブレット、スマホVPN ☆セームタオル ☆洗濯洗剤 ☆毎日時間をかけてできるもの ☆レトルト食品、フリースドライ味噌汁スープ ☆お茶タイムのもの ☆室内履き、部屋ぎ ☆コロコロ ☆ウエットティッシュ ☆使い捨て下着
ホテル内容は盛りだくさんで、だ~と書いてしましました。
隔離を経験される方の何かの参考になれれば幸いです。
隔離ホテルでの食事については長くなりましたので別記事でまとめます。
隔離生活はInstagramのストーリーズで日々更新しました。今はハイライト↓にまとめてあります。
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