中国移住 初めての中国でいきなりマンション選び

夫の中国転勤が決まってから、夫の移住1か月前に一緒に中国のマンションの部屋を選びに

初めて中国へ行きました。


夫は2度目、私は初めての中国で、もうマンションを選ぶ段階になってしまっていました。


この時、見たこともない異国の地なのに、夫の移住が決まっているからか

不思議と「たぶん自分は大丈夫だろうな」という落ち着いた気持ちでした。

香港や台湾の中国に近い場所への旅行経験があるからかもしれません。


先に中国に住んでいる会社の人と、中国スタッフの皆さんと一緒にマンション選び。

先に住んでいる会社の人と同じマンション一帯の空いている部屋から選ぶという事なので、

一番いいところを選べばいい状態でした。


部屋の広さは2人で住んでも1人で住んでもあまり変わらない2LDKの広めのお部屋。

先に住んでいる方がいろいろアドバイスをしてくれました。


ほとんどの部屋が家具や電化製品も設置してある部屋で、

数年住むことを考えると趣味も気になるところ。



【中国のマンションの部屋選び 私のチェックポイント】

・階層

あまり高層に慣れていないので、程々の高さ希望


・入った時の第一印象

空気、雰囲気が好きか。匂い、湿気など、カビ臭いのはNG


・日当たり 

南向きが希望 湿気が多い地域なのでジメジメしないほうが良い。

日中も家にいることを考えると明るい方が良い。

西日が強すぎるのは暑い地域ではエアコンが効かないので却下。家具の日焼け具合などもチェック。


・方角 

コンパスアプリや地図アプリを使えるようにしておくとよいです。


・ベランダの方角 

空気が入り込みやすいので、ほこりっぽくなりやすい道路や、砂地の駐車場などない方角が良く、

ベランダの汚れ具合もチェック


・壁、天井のシミ、お風呂場などのカビ、キッチンの汚れ

中国は特に水漏れなどの心配があると後々面倒そう。少し住んでいて、壁や天井にシミ汚れがないところがいい。

中には天井にシミのある部屋もあり、そこに住んだ人はやっぱりあとから水漏れでマンションの人を呼んでいました。注意!


・下水のにおい

キッチン、お風呂場のにおいをチェックしたつもりでしたが、結局キッチンの流しの下から下水のにおいが漏れていました。

↓匂い漏れ防止のキャップを買って今は大丈夫になりました。

・お風呂の湯船、換気扇

シャワーしかないところの場合は、湯船を付けてもらえるかオーナーに交渉してもらう。

付けられない部屋は却下。

換気扇がついていなければつけてもらう。


・ウォシュレット

ついていないところはつけてもらえるかオーナーに交渉してもらう。


・衣類乾燥機、食洗機、オーブン、その他の電化製品

あるかないかチェック、なければつけてもらえるか交渉

オーブンは却下されましたので自分で日本から送りました。

食洗機は使ったことがないのでなくてもいいので交渉せず。

衣類乾燥機はつけてくれましたが、ドラム式でしわになるので結局あまり使っていません。


・キッチンはきれいか、ガスコンロ、水回りなど

掃除をすればきれいになる程度であればOK


・家具などが気に入るか

ヨーロピアンから、ラブホテルみたいな部屋、などいろいろ。

一番ましだったのはIKEAでそろえた部屋


・家電が気に入るか

新しい家電が入っているところがおすすめ。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、レンジ、空気清浄器、掃除機、ランプなど。


・エアコンがきれいか

水漏れ跡などないか、カビなどが生えてる場合はカビが生えやすい部屋かも?



5~6部屋見て回っていいのが見つからず、最後の一つに一番新しい部屋を見せてもらい、

第一印象でこれだと決定し、そこから上記のチェックポイントを交渉して行きました。



【中国のマンションの部屋選びの決め手】

・マンション棟、部屋、家具、家電が新しいこと

・階層が低いこと

・湯船を付けてくれること

・南西角部屋で、西日は隣のマンション棟の陰になるので直射日光とならず、明るいこと

・中庭に面していて道路に面していない事



【部屋のやな部分】

・ベッドなどが以前住んでいたオーナーの人が使ったままだったこと。

捨てるわけにもいかず、ポリ袋に入れてしまってあります。

・いらないベッドを引き取ってもらえない事

クローゼットの後ろに解体して置いてあります。

・湯船を付けたら、トイレの位置が変わり、トイレットペーパーの置き場に困ること

などなど、大したことではないですが、完璧は求められません。



【部屋が決まったらチェックする事】

・収納の量 衣類をどれくらい持ち込めるのか?収納家具が必要か?

足りないので収納ケースをそのまま船便で送りました。

・水道蛇口の形 浄水器を付けるアダプターを準備する為。

※ほぼストレートなので、ねじで締めるアダプターを取り寄せる必要があります。

・掃除道具は何が必要か、部屋の床などをのタイプを知る

・キッチンに必要そうなフック、シンク下、食器収納道具などをチェック

便利なものは中国ではすぐには手に入りません。

・足りない家電はなにか?炊飯器、ドライヤー、アイロン、掃除機、変圧器の必要数などなど

すぐには使わないアイロンは中国の京東で220Vの欲しかったスチーマーを調達。

そのほかは日本で海外対応の物を調達しました。


マンション決めに半日。

あとは、町の雰囲気などをチェック。

公園やグルメなどを散策して初めての中国視察は終わりました。


まだ私の仕事は、

「行ったこともない中国に本当に住むかもわからないだろう」という会社の見解で、

いつ辞められるかわからない状態だったけど、

中国から帰ってきてからも移住する気持ちは変わらなかったので、

帰ってきてから3か月後に仕事を辞めることが決まりました。


夫の引っ越しにも同行したので、その記事はまた今度。



初めての中国、スマホ用WiFiをいつもの海外旅行のようにレンタルしていきましたが、

ネット規制が厳しい中国、グーグルなどを見るのにはVPNというものが必要です。

いつも借りているグローバWiFiでも中国対応はVPNサービス込で格安でした。