中国生活4年
最近、暑過ぎて引き篭もりがちですが
せっかく中国にいるのだからと、
小さな経験でも中国を楽しみたいと思って生活しています。
今回はそんな小さな楽しみの一つ
普段飲んでいる中国の雲南珈琲について
産地に行ったわけではないです。。。
時間がたっぷりある生活も、
今のわたしの中国生活ならでは。
中国生活で始めた
自分で珈琲豆を挽いて珈琲を飲む習慣。
たまたま間違えて豆を挽かないまま買ってしまったのがきっかけ。
この数年で中国順徳でも新鮮な珈琲豆を色々選んで買えるようになって、
順徳の珈琲店でもカフェラテじゃなくて
単品珈琲豆を選ぶようになって気が付いた
雲南珈琲
中国産の珈琲があることに。
雲南省の普洱茶で有名な地区、
保山などの高地で栽培された珈琲。
日本にいた数年前は雲南珈琲のことは全然知らなかったし、
今でも日本では扱ってる店は少ない。
けど、
2020年には
という雲南と珈琲をテーマにした中国映画も上映されてたりして興味を持った。
珈琲の価格が高い中国にしては雲南小粒珈琲は比較的安価で、
フルーティで果実酒感と酸味があるけど飲みやすい。
日常使いには良いかなと、時々雲南小粒珈琲を選んで飲んでいましたが
私の行く自家焙煎珈琲店の中国のバリスタさんの雲南珈琲の評価はかなり低かった!
「せっかく中国にいるから美味しい雲南珈琲が飲みたい」
とバリスタさんに相談すると
雲南珈琲は豆自体が美味しくないと言いつつ、雲南の産地の方を紹介してくれた。
【雲南保山産直小粒珈琲】
余韻が少なく、なるほど感動は薄い。うーん。
雲南珈琲好きの中国の人にも出会って飲ませてもらったのは
有名な雲南珈琲おじさんの
【小凹子珈琲荘園の普洱経典珈琲】
濃い目に淹れてくれてフルーティな酸味がいいけどやっぱり感動は毎回薄め。
Wechatで購入可能(安い)。
確かに雲南小粒珈琲は香りは果実酒感があるけど
余韻がお茶のようと言えば聞こえがいいが
キューっと渋い時もある。。。(自分の淹れ方が悪いかもしれない)
【雲南で栽培されたハワイのKONA品種珈琲豆】
「せっかく中国にいるから雲南珈琲」としては少し高級で特別感があるかなぁ♡
このことから
【雲南珈琲アラビカ科铁皮卡ティピカ品種】
最近単品珈琲で人気の高いアラビカ科の豆で、カティモール品種よりもフルーティーな酸味で、余韻まで香りが豊富でまた飲んでもいいと感じた。
ミャンマーに近い少数民族の地域で生産されていて、病気や害虫に弱く育ちにくいため生産量は極めて少ない品種らしい。
日本での流通は少なく、中国で新鮮な珈琲を飲む価値は高い。
※昆明のお土産でもらった珈琲も美味しいなと思ったらティピカ品種でした。
輸入物の珈琲と同じくらいの価格で安くないけど(100g68元、1400円くらい)
リピートしてもいい雲南珈琲豆を見つけました♡
【まとめ】
・試した中では私のお気に入りはは雲南小粒珈琲豆アラビカ科のティピカ品種の中煎り珈琲。
・フルーティな酸味と果実酒感がある珈琲が嫌でなければ雲南珈琲を試してみてもいい。
・雲南珈琲の豆の品種まで気にしてみるといい。
・雲南珈琲産地から直接買えるのも中国にいるからできる。
・雲南のハワイKONA品種に出会ったら試してみてもいい。
・雲南珈琲豆は滴下珈琲も試すといい。カティモール品種にもおすすめ。
・日本では隣の国なのに、雲南珈琲ティピカ品種の扱いは少ない。Amazon楽天で見つけられず。
※質の悪い豆が混ざった安物は正直おすすめできない
【おまけ】
台湾のお茶で有名な産地の阿里山珈琲も気になって取り寄せて飲んでみました。
豆を選ぶようになってからフルーティで華やかな香りの珈琲が好きになったので、
酸味がなく苦みのバランスがうまうとれた阿里山珈琲はまとまり過ぎて物足りなく感じました。
味覚の変化ってすごい!
雲南珈琲が絶対お勧めというわけじゃないので、だらだらと書いてしまいましたが、
美味しいと思えるものが見つかったのが嬉しかったので、
せっかく中国に住んでいて珈琲が好きなら、お店の単品珈琲とかでも雲南珈琲を試してもいいかな~
と思ったので書いてみました。
マニアックな雲南珈琲だけど、どなたかに引っかかるといいなぁ。
中国の珈琲ブランドTIMEMOREの滴下珈琲ドリッパー
台湾 阿里山珈琲 これも日本ではかなり希少
0コメント